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NISA運用について今後の方針

2018年より積み立てNISAが開始されますが現行NISAをどのようにするか考えたので忘れないようにメモっておきます。

現行NISAと積立NISAの違い

財務省の資料を見てみると以下の様な感じ

Chapter1 個人所得課税・資産課税---平成29年度税制改正 : 財務省

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まず、現行NISAと積立NISAは併用できません!必ずどちらかを選択する必要があるため、現行NISAを運用中の人は積立NISAをどう扱うか考える必要があるのです。

そして運用期間。現行NISAは5年間の非課税枠120万(14、15年は100万)が10年毎年もらえます。非課税期間後は、次の非課税枠にロールオーバー出来ます。また、現行NISAから積立NISAに切り替えた場合でも、現行NISAに投資した分は5年間そのまま非課税枠で運用可能です。

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積立NISAは20年間の非課税枠40万円が20年毎年もらえます。非課税期間後は、ロールオーバーする非課税枠が無いので非課税期間終了後は特定口座に移行されます。

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現行NISAの変更点

非課税期間終了後の投資金額の取扱について、2017年税法改正によりロールオーバー時の上限額が撤廃されることになりました。

平成29年度税制改正の大綱(1/8) : 財務省 2-(1)

② 非課税口座に設けられた非課税管理勘定に、他の年分の非課税管理勘定又は未成年者口座に設けられた非課税管理勘定から移管がされる上場株式等については、その移管により非課税管理勘定に受け入れる上場株式等の価額(払出し時の金額)の上限額を撤廃する。

変更前は、「上限120万までロールオーバー可能」でした。

今後の方針

ロールオーバー時の上限撤廃が大きい!一般的に投資期間が長いほどリターンが期待出来るはず。ロールオーバーで5年間の運用益がそのまま次の期間に移行できるならこのまま現行NISAを使った方が良いと判断しました。仮に、積立NISAに切り替えて現行NISAの期間が切れた後にその金額を積立NISAで再投資するとしても年間40万まで。残りは宙に浮きます。もったいないです。まぁ、2014,2015年の非課税枠はクソみたいな金額しか投資してないので、2019,2020年にロールオーバーしながら新たな金額を投入することになりますが・・・。とりあえず、現行NISAが終了する2023年までは今のままで、2024年~積立NISAに切り替えることにします!